ラーメンファクトリー トリセツは「鶏に精通(トリにセーツー)」

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どうも、Mormor(もるもる)です!

 

今日は先日FBのタイムラインで見て、行ってみたくなったので、新百合ヶ丘の「RAMEN FACTORY TORISETSU」さんに行って来ました。

こちらは「アジアンビストロDai」などの人気店を複数持ち、田園都市線沿線を中心に店舗展開し成長を続ける、株式会社プレジャーカンパニーのラーメン業態の1号店です。
運営はプレジャーカンパニーの子会社、株式会社Crest Factoryが行っています。

 

 

 

 

入口にメニューが出ています。

看板メニューの「鶏白湯」、清湯系の「鶏醤油」、鶏白湯ベースの「味噌白湯」の3つをメインに、具材の違いでそれぞれ3つのバリエーションが有ります。

 

 

 

 

暖簾をくぐると、BarかCafeの様なおしゃれなカウンターが有ります。

奥には4人掛けのテーブル席も有る様です。
暖簾をくぐると、店員さんが「こちらへどうぞ」と案内してくれます。

 

 

 

 

ラーメン3種xトッピング3種で9種類、自家製餃子やおつまみメニュー、サイドメニューのご飯ものも有ります。

トッピングも細かく分かれているので、好みのトッピングを増量する事も出来ます。
鶏白湯だと「ガーリックバター」なんか美味しそうです。

初訪問と言う事も有り、「一番人気」と言う「鶏白湯ラーメン」の味玉入り「鶏白湯味玉ラーメン」¥1,000(税込)にしました。

 

 

 

 

ランチセットも有ります。

餃子3個+ライスで+¥200は、かなりリーズナブルだと思います。

 

 

 

 

ラーメンのコダワリもメニューに載っています。

鶏白湯スープは「さつま若軍鶏」の丸鶏、鶏ガラ、モミジなどを使用し、ジャガイモと香味野菜、魚介出汁で作るポタージュを合わせているのだそうです。

麺は浅草開化楼製の中細ストレート麺、塩ダレは3種の塩に白醤油、煮干し、昆布、椎茸、貝、味醂、酒を加えて作られています。

 

 

 

 

ミシュラン2つ星のフレンチで修業を積んだシェフ田澤 悟氏と共に、4年もの試行錯誤の末に誕生した新ブランドという事で、一つ一つの食材にこだわり抜き、「一杯で『鶏』をとことん味わうことができるように」と言うコンセプトで作られています。

鶏皮フレークや燻製ぼんじり、燻製うずらなど、スープだけで無く具材も鶏にこだわっています。

 

 

 

 

カウンターに座ると、トレーに入った箸とレンゲ、お手拭きが出て来ます。

これもCovid-19対策なのでしょう。

 

 

 

 

卓上調味料の山椒と胡椒、そして醤油、酢、ラー油。

醤油、酢、ラー油は餃子用でしょうか?

 

 

 

待つ事10分程で、「鶏白湯味玉ラーメン」が着丼。

ニワトリの顔の様な、独特のドンブリです。

 

 

 

 

別角度の写真。

これで見ると良く分かりますが、クチバシの部分が下に下がっていて、とても特徴的なドンブリです。

 

 

 

 

まずはスープから。

泡立っているスープはとてもクリーミーです。
このスープ、提供前にブレンダーで泡立てていて、先日行った「鶏そば久遠」と同様の作り方をしています。

鶏白湯スープにジャガイモのポタージュと言うのも「鶏そば久遠」と同様ですが、「鶏そば久遠」よりも鶏白湯スープの比率が高めの様で、より鶏白湯らしいスープです。

どちらも普通の鶏白湯スープと比べ、唇がカピカピしない、後味スッキリ系のスープですが、「RAMEN FACTORY TORISETSU」さんの方が鶏らしさが残っており、好みの問題ですが、個人的にはこちらの方が好みです。

 

 

 

 

麺は浅草開化楼製の中細ストレート麺。

浅草開化楼製と聞くと、「ど・みそ」さんの中太縮れ麺や「つけめん さなだ」さんの極太麺などの印象が強くて、コシや歯応えが強めで、小麦の風味も強めの麺を想像しましたが、思いの外普通で拍子抜けしました。

しかし逆に考えれば、麺が主張し過ぎる事無く、スッキリ系のスープと良く合う麺だと言う事です。

このスープに合わせる麺としては、とても良い組み合わせだと思います。

 

 

 

 

低温調理の鶏胸肉チャーシュー。

低温調理の鶏胸肉チャーシューと言うと、鳥刺しに近い様な食感のものも有りますが、こちらのものは比較的しっかり火が通っている感じで、食感的にもしっかりした感じです。

 

 

 

 

自家製メンマ。

オーソドックスなタイプですが、食感も味も申し分無い仕上がりです、

 

 

 

 

ヤングコーン。

サクサクした食感と、コーンの味が鶏白湯スープととても良く合います。

 

 

 

 

添えられたトッピング。

ごぼうのピクルス、ぼんじりのスモーク、うずらのスモークです。

 

 

 

 

まずは、うずらのスモークから。

かなりスモークの風味が効いており、美味しいうずらです。

 

 

 

 

ぼんじりのスモーク。

焼き鳥で「ぼんじり」と言うと、脂身の様な感じで柔らかいですが、この「ぼんじりスモーク」はかなり硬めで、スモークの香りがとても強いです。

このスモーク感が鶏白湯スープにとても良く合っています。

 

 

 

 

ごぼうのピクルス。

このピクルスが激ウマでした。
野生味の有るごぼうに、優しい味の酢の風味がして、とても美味しいです。

優しい酸味が鶏白湯スープにとても良く合います。

 

 

 

 

ここでレモンで味変してみます。

レモンが小さいので、味変になるのかどうか微妙な感じです。

 

 

 

 

味変後の麺を食べてみます。

微かでは有りますが、それでもしっかりレモンの風味がします。
サッパリとした鶏白湯スープなので、レモンがとても良く合います。

 

 

 

 

味玉。

半熟の味玉は、適度に味の染みた味玉で、黄身のまろやかさが鶏白湯スープと良く合っています。

 

 

 

 

麺と具を食べ終えて、スープを味わいます。

鶏白湯とジャガイモのポタージュの組み合わせは、先日行った「鶏そば久遠」と同様ですが、比率が違うのか味付けの違いなのか、明らかに味が違います。

「RAMEN FACTORY TORISETSU」さんのスープは「鶏白湯」らしさが有り、和風と言うよりは洋風の味付けの様な気がします。

 

 

 

 

と言う訳で、完食。

本来ならこのスープにライスをドボンしてスープを余さず味わいたい所ですが、ダイエット中のため、断腸の思いで諦めました…😭。

「RAMEN FACTORY TORISETSU」さんの「鶏白湯味玉ラーメン」でしたが、その味のレベルの高さに驚かされました。

鶏白湯スープの弱点で有るクドさを、ジャガイモと香味野菜と魚介出汁のポタージュを合わせる事で消し、しかし鶏白湯スープならではのクリーミーさと旨味を上手に残した、とても美味しいスープに仕上がっています。

組み合わされる具材がまた秀逸で、スモークされたぼんじりやうずらは鶏白湯スープとの相性抜群で、ごぼうのピクルスの野趣溢れる風味に優しい酸味がとても良い感じです。

唯一の弱点は、ボリュームが少な過ぎると言う点ですが、ランチメニューを組み合わせる事で、それを補える様になっています。

決して安いラーメンでは有りませんが、これだけのこだわり素材を使って手間暇掛けた具材を載せている事を考えると、本来的にはむしろバーゲンプライスでしょう。

おしゃれな店内と相まって、女性客が多いのもうなづけます。

 

 

 

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